除夜のテキストラーイク祭り


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友人から聞いた話によると、留学生マイケルの家には莫大な埋蔵金が眠っているらしい。




最初は嘘だと思った。


でも後々よく考えてみると、マイケルの家はかつて盗賊団の住処だったことで有名だし、埋蔵金があってもおかしくはない。


翌日マイケル自身にそのことについて尋ねてみた。
すると、埋蔵金は確かにあるらしい。
しかしまだ全く見つかっていないのだという。


これはチャンスだと思い、俺はマイケルに自分も探す手伝いをしてもいいか尋ねた。
見つかったら山分けしてもらおうという魂胆だ。


マイケルは軽く承諾してくれた。
しかも驚いたことに、埋蔵金が見つかったら2人で分け合おうと、マイケルのほうから提案してきたのだ。


大量の埋蔵金。見つかった時のことを考えウハウハ気分に浸っていた。




だが、捜索は思ったより難航した。


家中をくまなく探すことはもちろん、土を掘り返したり、家の外も探索してみたりしたが、埋蔵金らしき物は何一つ見つからなかったのだ。


やっぱり、そう簡単に見つかるわけないよな…。
俺が諦めかけたその時、マイケルが叫んだ。




『ヤッタヨー!ツイニ ミツケタヨー!』




2階の和室から響くマイケルの歓喜。まさか、そんな場所にあっただなんて!
俺は駆け足で和室へ向かった。
マイケルは古ぼけた布切れを鷲掴みし、高々と掲げていた。




『マイ ゾウキン!!!』




マイケルは俺に大量の雑巾を分け与えてくれた。




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著者:「爆竹屋敷」 かげろう

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