除夜のテキストラーイク祭り


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「運命」


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<運命>
人生の出来事を決定する、人間の意志をこえた必然的な力。不意に外から我々を見舞う不測の事態、生まれついた境遇による宿命、持ち前の個性や才能などの内的な運命などがある。


<運命愛>
たとえ世界が無意味で無目的な繰り返しであっても、自己の運命を見つめ、それを自己のものとして愛を持って受け入れること。運命を自己のものにするとは、運命の中に自己を投げ込むことによって、真の自己を取り戻すことである。みずからの運命を愛し、耐え抜くことで、運命に操られたり、反抗する次元をこえて、運命と一体となった高揚した生の境地に達することができる。


(山川出版社 『倫理用語集』より抜粋)


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除夜のテキストラーイク祭りをご覧の紳士淑女のみなさま、初めまして、こんにちは。Ytterbiumという場末のサイトで毎日文章を書いてます、たまというものです。来年の目標は彼女を作って浮気をする事です。よろしくお願いします。


さて、専ら今日は『運命』について書こうと思っているのですが、みなさんは自分の運命について深く考えた事はあるでしょうか?運命というものは元々「ヒト」としての僕たちに備わっているものであり、それを変化させたり、または消したり、付け足したりといった人為的な操作の外側に存在するものです。そして、それは絶対的な力であり、どう抗っても避けて通ることのできないものなのです。


ここで『運命愛』という考えが出てきます。詳しくは冒頭部を見ていただくと分かると思うのですかが、簡単に言うと、辛い事も、悲しい事もそれらが全て「運命」である、と受け入れ、それを愛する事で、自己、自分というものを確立していくことができる、ということです。運命には逆らえないものであるから、それを悲観するくらいなら、ポジティブに楽しめ、という事だと思います。


しかし、全ての事物が運命だとして考えると、いくつか問題が出てきます。


僕の人生での運命において、最も問題となるもの、それは男女関係。この問題に関して、僕はどう開き直っても受け入れる事ができない。いくら運命だからと言って流すわけにはいかない、そう思うのです。


16年間。これは僕の「彼女いない歴」を示します。と、同時に僕がこの世に生を受け、これまで生きてきた年数でもあるのです。つまりは彼女いない歴=年齢。このダメ人間方程式とも呼べる、黄金の方程式が、僕の人生において成り立ってしまっているのです。これはどう好意的に解釈してもおかしい。


いやいや、今まで彼女ができそうなチャンスくらいだったら数えるほどですけどありましたよ。でもそういうときに限って何かしらの邪魔が入る。高校に入学して2ヶ月くらい経ったときに、ちょっとかわいいなって思ってた女性と映画に行く約束をしたのです。その約束をしたときはホント嬉しくてですね、声を押し殺してガッツポーズ、具体的には「ッシャー」って感じのガッツポーズを連発して、それこそ「そんなの関係ねえ」って感じで連発したものです。しかし、当日見事に風邪をこじらせてですね。それも咳が出るとか生半可なものじゃなく、38度も熱が出るような大物、強いて言うなら沢尻エリカ級の風邪を引いてしまったのです。


もちろんそのせいでデートはなくなりましてね、それ以来彼女とは疎遠になるし、「ドタキャン王子」なるわけの分からないあだ名を我が物にしてしまったのです。何でも流行に乗るなって話ですよ。ドタキャンするなんて王子でも何でもないですからね。そもそもドタキャンなんかしてたら王子になんかなれっこない。


最近流行の「ハニカミ王子」ですが、彼がこう呼ばれるのも、彼自身の運命。もしかしたら彼も僕と同じように、自分に課せられた運命を苦痛に思っているかもしれないのです。王子なんて呼ばれるせいで大量のおばさんにつきまとわれたりして、精神的に疲れてると思うんですよね。50代のおばさんに黄色い声あげられても吐き気するだけですからね。それにしてもおばさんってのは、ヨン様然り、ハンカチ王子然り、何でこうして爽やかな人に群がるんですかね。どんな天秤に乗せたって釣り合わないのに。


全ての事物、または僕の存在でさえ造物主が定めた運命。そう、運命なのです。そう考えるとなんと美しい事か。デートの日にジャストミートで風邪を引くのも運命、彼女ができないのも、ハニカミ王子と同い年なのも、親父がAVを大量に所持しているのも、運命、運命、運命。


そして、今こうしてみなさんの前に文章を出しているというのも運命なのです。僕がクリスマスを目前にして、除夜のテキストラーイク祭りの原稿に追われ、窓の外で寒そうにして手を握っているカップルを疎ましく思いながら、目の前のノートパソコンと「お?Enterキーは押し心地がいいな。ん?Altキーはいまいちかなー。」とか言って戯れるのも運命。いくら悲しい運命だって、僕の運命愛にかかれば一気に楽園ですよ。泣いてなんかいません。だって運命ですもの。


運命って言い過ぎて何だかよく分からなくなったけど、いくら運命だからってそれで諦めちゃ人間お終いだよね。運命に立ち向かうことも、また運命だと思うのです。


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著者:「Ytterbium」 たま

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