除夜のテキストラーイク祭り


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「- if - 尽きることなき Brain World」





ハイ、ドーモー。山本スーザン久美子デース。


という事でね


今日は私の名前だけでも覚えて帰って貰えたら


なんて思ってる訳なんですが


覚えにくいうえにインパクトに欠ける名前でほんとすいません


もうね、忘れて。すぐに忘れて。忘れた?んじゃ、やり直しね。




ハイ、ドーモー。山本スーザン久美子デース。


ってな訳でね


除夜のテキストラーイク祭りとやらに参加してやってる訳なんですが


どうせ参加するなら取って置きのネタを出してやろう


なんて思ったんだけど


そんなものは無い!!


ってことでね


ナニをかこうかマスをかこうか、マスオさんは婿養子の鑑(かがみ)


ってことでね。タラちゃんバフッ!!




除夜ってくらいだからそろそろ年末


年末といえばアレですよね


ツンとした乳首に哀愁すら覚える。そんな時期ですよね。


そんな時期に煩悩の数だけ鐘を叩いて心を清め


新年を迎える態勢に入ろうというんですからアナタ


ワオ!エキゾチカ!!


ってなわけでね


もちろん108も煩悩があると


中にはあんな事やこんな事まで含まれる訳なんですが


今回は狂気的な話や色情的な話


感傷的な話や株式的な話はあっちこっちに置いといて


ごくごく普通でありきたりな


ありふれ、あふれかえった日記でも書いてみようかな。


なんて思ってる訳なんです。




こう見えて


いつもはわりと真面目な内容しか書いてない


そんな私なんですが


今回ばかりはお祭りということもあって


はじけちゃおうかな、はっちゃけちゃおうかな。


なんて思ってる訳なんです。


だって、お祭りって軽風俗店で言うところの


ハッスルタイムみたいなもんでしょ?








- if -


もしもあの時、そう考えたことはないだろうか。少なからず誰でも一度はあるだろう。今日はそんなもしもを考えると、夜も眠れなかった私のもしも話を聞いて頂こう。


千葉県のとある糞田舎に住居を構え、ライフをエンジョイしているであろうフレンドに「大阪に飲みに行かないか?」と誘ってみる。勿論、ヘタレな友人は「行くわけねえだろ。ボケ」と断る。がしかし、もしも友人が「おう、いくいく」なんて頭の悪い奴だったなら   


朝も早くから在来線で東京まで出て新幹線に乗り込み、昼過ぎには京都に到着。駅まで迎えに行った私と観光に出掛ける(風俗込)。いろんな所を一通り巡った二人は、最後の最後に清水寺を訪れ、せいのっ!で清水の舞台から飛び降りてみる。


奇跡的にも一命をとりとめた私はまさかの無傷。夕方には大阪に出向き、別の友人と飲み始める。還らぬ人となった千葉の友人。と思いきや、頭を強痛打しただけで死に至ってはいなかった。より一層アホに拍車がかかった事を除けば、彼もまた無傷。どうやら死に損なったらしい。


それでも、病院に運び込まれた彼に下された診断は死亡。医師の口から発せられた言葉は「なんて脂肪なんだ!」だったにも関わらず、看護師が“驚異の死亡”と書き留めてしまったからに他ならない。確かに彼は太っていた。太っちょさんと言っても過言ではない。身から出たサビ、鼻から出たワサビ。致し方なし。棺桶に入れられた彼は、その日のうちに千葉のオンボロアパートに帰還することとなった。


彼の変わり果てた姿を目の当たりにした奥さんは、悲しみの表情を露にしながら「あなた、どうしたの?」「なにしてるの?嘘でしょ?」「嘘だと言って、あなたー!」「私の生八つ橋は?生八つ橋はどうしたの?」「あれだけ買ってきてって頼んだじゃない」「この役立たず!クタバリヒャガレー!!」と驚愕の様相を呈しながら、棺桶の小窓から見える彼に、悲痛な叫び声をあげて阿鼻叫喚。その場に泣き崩れてしまった。その傍らでは子供達が「えー!生八つ橋ないのー?」「あーあ、ほんっと使えない奴」と愛する父の死に心を痛めていた。
その時、彼はまだ棺の中で眠ったままである。


その夜。親族、関係者、そして多くの友人が参列した通夜の席では、しんみりとした雰囲気の中、皆一様に悲しみの面持ちで彼との別れを惜しんでいた。彼の死を受け入れられずにいる者や、涙する者も少なくなかった。彼の奥さんもまた然り。多額の保険金が入るという話を聞かされた彼女は、自分の足(太股)を力一杯つねりながら目に涙を浮かべ、顔をひきつらせていた。子供達は悲しみのあまり、通夜に出席することさえままならず、部屋にこもってゲームに興じていた。マリオギュラクシーだ。
その時、彼はまだ棺の中で眠ったままである。
私はといえば、2軒目のセクキャバで健やかに飲んでいた。


翌日。おごそかに執り行われた葬儀で、前代未聞の事件が発生した。線香の香り漂う葬儀の場が、それとは異なる特異な臭気に包まれ、参列者の殆んどが目に涙させられていた。ある筈のない異臭騒ぎ。鼻をもぎ取らんばかりの強烈な匂い。気分が悪くなりその場に塞ぎ込む者もいれば、外へと担ぎ出され嘔吐を繰り返す者までいた。身の危険を感じた参列者達は、原因の究明=救命に乗り出した。それは葬儀を取り仕切っていた葬儀社の人達が、ガスマスクの調達に行くという口実で、早々にその場から避難した後の話だ。


匂いの元は棺桶の中、彼の尻穴から発せられた第一級毒物指定を受ける気体的兵器に違いない。史上最強の悪質気体兵器。特別警戒措置の必要とされるこの毒物を、軍事先進国では「ONARA」と称し、核兵器と並んで恐れられている逸品。


※日本では古来より屁(へ)といった通称で親しまれてきたが、外来かぶれの始まった明治時代には、オナラと呼ぶ人で溢れかえったそうだ。いわゆるオナラ創世記。現代では一部の暴走的な行為を好むヤンキー(流行の最先端を行く若者の俗称。つっぱりの進化系。ドンキーとの関連性は未解明のまま。)が身に纏う特攻服や族旗などに、必ず3ヶ所は書き記されていることでも知られる“悪那羅(おなら)”が有名だろう。


推測の域を脱しないにしろ、この兵器が用いられた場合には、実弾の可能性も充分に視野に入れた捜索が必要となってくる。もはや葬儀の場とその近隣一帯が、地獄絵図と化すことは避けられない事実であり、逃れる術など無いに等しい。


参列者が原因の元を発見するのに、さほど時間は掛からなかった。匂いの元、棺桶に最接近していたお坊さんが、白眼を剥きながら泡を吹いて倒れたからだ。お坊さんに歩み寄る参列者は、次から々へともがき苦しみ倒れていった。


そんな中、勇敢な若者が臭い物には蓋をしろ的な発想から、棺桶の蓋に釘を打ち付けに向かったが、あと5Mという所でフラフラになってしまい敢えなくダウン。片足を天高く突き上げたかと思えば、痙攣させながら「タ・ス・ケ・へ」と声にならない叫び声をあげた。これぞ真に断末魔の叫び声っだったに違いない。


これを目にした参列者は、自分達だけではどうにもならないことをようやく痛感。即座に警察へと通報した。国家を揺るがす大問題に発展しかねないこの惨事に、警察、消防、レスキューが直ちに出動。自衛隊と特殊部隊にも要請が掛かった。


テレビではどのチャンネルもこぞってこの事件を取り上げ、好き放題に語っていた。日本を代表する物理学の権威、湯沢忠彦氏「こ、こんな(臭い)数値を叩き出せる人間がいるなんて、ありえません!」日本に滞在中だったFBIのネゴシエーター(交渉人)、ジョン・マクギル氏「シンジラレマセン。彼ニハ心ガ無イ。私ノ交渉術モ通用シナイデショウ。」元グリーンベレーの軍事評論家、高梨耕平氏「まさか国内でこれほどまでに大規模なテロを起こせる人間がいるなんて、想定外としか言いようがありません。」奥様のアイドル、夜の帝王、セクハラ大王、みのもんた氏「奥さん、千葉で起こってる事件、知ってますか?あんなのは人の成せる業じゃない。鬼です。悪魔です。いいですか奥さん?聞いてますか、奥さん?奥さーん?」たま出版社長、UFO研究家、韮澤潤一郎氏「あれこそ宇宙人が地球を侵略する為に送り込んだ殺人兵器なんです!」小島よしお氏「そんなの関係ある!!」


午後2時30分。放射能汚染の可能性が無いことを確認した特殊部隊“スワップ”が突入。ガスマスクを二重に装着した隊員によって見事に棺桶の蓋が開け放たれた。禁断とされるパンドラの箱さながらに。中の様子を窺った隊員は愕然とした。・・・・・(な、なにを喰ったらこんな!!)驚異の生命体は実弾の連射でモコモコに膨れ上がった下半身をよそに、グーグーといびきをかき、ゴーゴーと寝息を繰り返しながら眠っている。我に返った隊員は大声で叫んだ。「被疑者確保!繰り返す、被疑者確保!!」
日本中が安堵したその瞬間、私は二日酔いとの戦いに明け暮れていた。


数日後。軍事関係者立ち会いのもと行われた警察での取り調べで彼は「身に覚えがありません。その頃、俺は京都の友人と大阪で飲んでました。彼に聞いてください」を繰り返したそうだ。勿論、その話を真に受ける捜査関係者は皆無。私の所に捜査員が訪れることはなかった。もし捜査員の誰かが少しでも彼の話を信じ、私の元を訪れていたなら、彼の刑罰に多少の変化があったのかもしれない。プラス偽証罪だ。


死者こそ出なかったものの、地下鉄サリン事件を彷彿とさせた今回の異臭騒ぎ。かのオウム的真理教(現:アーレフ的宗教団体)では、麻原的尊師をも凌駕する救世主の誕生ではないのかと、麻原的彰晃の生まれ変わりではないのかと、新救世主降臨説に沸いていた。確かにカスっている。カスっている感もあるが、彼は飛べない。飛べない方の豚だ。


あの日、4発の実弾と数十発もの空砲を発射して、前代未聞の羞恥を晒した彼の奥さんと子供は「もう一緒に居ることは出来ません。実家に帰らせて頂きます」といった内容の書置きを残し、彼の元を去って行ったそうだ。家中にある家具と電化製品、金目の物一切合切を持って。


それからおよそ10年後に勃発した第三次世界大戦の渦中にあった日本は、その最前線に彼を送り込み、近隣諸国を一網打尽にしたそうだ。彼が人間国宝として認定されたのは、それからまた20年後の話。


彼の名は組長。
除夜のテキストラーイク祭りの主催者であり、隣組の管理人。


私は世界平和を願ってここに宣言する。
「組長を持たない、作らない、持ち込まない」と。




追記。さてさて、もう少しで新しい年を迎えようというこの時期に、
なんの因果かこんなものをここまで読んでしまった不幸なあなたに、
よいお年を。





著者:「疾走する雲が如く」雲影

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